2013年06月27日
6月8日(土)のツアーガイド報告♪
こんにちは
この暑さと低気圧にやられてしまって、もうどうしようもない
国際科1年のNaokoです・・・
ちょっと前にかなり根を詰めてUPしたはずのツアーガイドの報告
ショックでしたが・・・まだショックです(笑)・・・
心折れ折れの憂鬱なブログUPですが、少し頑張ってみたいと思います・・・

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今回の依頼者は男性お二人、元カリフォルニア大学の教授ドナルドさん(68)と不動産関係のお仕事をされている息子さん(38)親子。
一緒にボランティアガイドをさせて頂いたのは・・・
最近、「鹿児島県通訳ガイド協会」に外部会員として入会された、笑顔がとてもとても素敵な、Mizuhoさん
!

依頼者のお二人を乗せた大型客船サンプリンセス号は、6月8日(土)早朝8時にマリンポート鹿児島に入港し、夕方まで停泊。
その短い時間を利用して鹿児島市内をone‐day trip・・・
依頼者との事前のメールのやりとりはお父様と。
お父様、「桜島
に興味がある!!」と超太字でアピール・・・

というわけでMizuhoさんと打ち合わせ時に、最初の一発目は桜島へGo! そしてお父様の年齢を考慮し、また外国の方が興味をお持ちになるような観光スポットをいくつか絞り込み、その時の雰囲気で行きたいときに行きたいところへお連れするという、まったりコースで!と相成った。
検疫を済ませて船から降りていらしたお二人
・・・事前にメールで私達二人の写真を送っていたため(GAIGOの青いポロシャツと校旗が目印ですよ~な写真・・・当日はなぜか校旗がなかったのだけれど(笑)すぐ私達と分かってくださり最大級の笑顔で出迎えのご挨拶。

早速、私たちはバスに乗り込み、桜島フェリー発着所へ向かった。
あいにく天気は曇天、しかも桜島、噴火してない!この日ほど噴火を切に願ったことはなかった・・・

桜島に到着して最初に訪れたのは「桜島ビジターセンター」・・・桜島の歴史や自然について詳細に展示してある施設で、外国語表記の説明もあり、また、シアタールームで外国語字幕付き約10分間の映像を鑑賞、お二人とも熱心にご覧になっていた。
その後、ビジターセンターそばの「溶岩なぎさ公園足湯」へ・・・

こちらは雄大な桜島を眺めながら、日本最大規模といわれているナトリウム塩化物泉、約42度の足湯を堪能することができる。
初めはいぶかしげに長ーく続く足湯の様子をご覧になっていたが、向こうのほうで足湯に浸かりながら話に花を咲かせている観光客の方々をご覧になると、おもむろに靴下を脱ぎ、腰かけ、脚を湯に浸すと・・・思いのほか心地良かったのか、ホッとした様子でリラックス~♪
しばし4人でボーっ(笑)・・・
しばらくして桜島一周を勧めてみたが、もうお二人、足湯だけで、桜島はもう十分に堪能した気分になられたのか、一周はしなくても良い、もう十分とのお答え。
というわけで「市内へ戻り、天文館というショッピングセンター内にあるレストランでお食事しましょう!」という提案にお二人の目は輝きに満ち溢れた・・・世界共通、花より団子(笑)・・・

さて、市内へ戻り、天文館内にある「いちにいさん」という黒豚メインの料理を提供するレストランへ。
こちらのレストランでは英語表記のメニューが用意されていて注文がスムーズで助かったが、あまりこういうものに頼りすぎては英会話力の向上を妨げるなぁ・・・と少々反省

食事が終わると今度は「仙巌園」を訪れることを勧めてみたが、何だか息子さんの様子がおかしい。少し青ざめていて「休みたい気分」との訴え。
そこで、すぐそばにある照国神社を勧めてみたところ、「すぐそばにあるなら大丈夫、行ける」ということで、早速向かった。
ところがお二人・・・
鹿児島の前は船が東京に停泊し、浅草寺などを観光をされており、日本建築への興味が薄れてしまわれていたのか、お二人ともあっさり、さーっとご覧になってしまわれた(笑)・・・

ただ、おみくじを勧めてみたところお父様だけが興味をしめされ、ひいたおみくじが「大吉」で大喜び。照国神社のおみくじは裏に英語で解釈があり、お父様、じっくりと内容をご覧になっていた。
ところが息子さん、やはり気分がどんどん悪くなられてきた様子で「とにかく休みたい・・・」と・・・

やむなくツアーガイドは中止とし、山形屋そばのバス停留所へ向かった。
本当はマリンポートまでお見送りするつもりだったが、お二人のご好意によりバス停留所にて解散ということに・・・。
お別れの挨拶のあと、お父様がおもむろにリュックの中から取り出されたのは私達へのプレゼント・・・
「あなた達のお蔭でとても楽しかった、感謝の気持ちを込めて・・・これは私の妻から・・・」と中身を開けてみると赤と黒の2つのストールが・・・
そしてお父様直筆のメッセージと風景画も同封・・・

4時半までのガイドの予定が1時半で中止という非常に残念な結果であったが、「人との交流」について考えさせられた、とても有意義な1日であった。
私はガイドをスムーズに進めることばかりに重きを置きすぎて、交流の在り方についての意識が非常に浅薄になっていた・・・。
これから先、「人との関わり」において、よりいっそう真心を同伴させることを銘記し、このような貴重な経験をさせて頂いたことに感謝の念でいっぱいである。





Posted by なお124 at 23:29│Comments(0)
│国際交流
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