2010年10月24日

芸術の秋、アジアをむすぶ。

Hello!国際科2年のOno-chinです。

すっかり秋らしくなりましたね。“芸術の秋”ということで、昨年に引き続き、今年も、かごしまアジア青少年芸術祭に、ボランティア通訳者として参加しました。

今回は”香港ハーモニカミュージックセンターオーケストラ”の皆さんに同行しました。初日は、クラスメイトのMarieと一緒に通訳を務めました。

まず訪れたのは鹿児島市の中郡小学校。3年生の皆さんと交流しました。様々なゲーム、日本の遊び(折り紙、けん玉、一輪車、竹馬など)の紹介など、私にとってはとても難しい通訳が続きました。特にゲームのルール説明が難しかったです。上手く伝わっていたのかは分かりませんが、皆さんとても楽しそうだったので、私も嬉しかったです。

香港の皆さんの演奏の紹介はMarieが通訳を務めました。流石Marie、指揮者のアランさんとのやりとりもスムーズだし、訳も分かりやすいし、声色やテンポも聞き手を惹きつけます。Marieの通訳する姿を見るのが毎回楽しみです。なるほど!という発見が多いから。にっこり

同行二日目は芸術祭当日ということで、リハーサルから夕食まで、一日中香港の皆さんに同行しました。この日Marieはステージ通訳。つまり彼女に頼ることはできません。そんな私の心細さが引き寄せてしまうのか、朝からハプニングが続きました。リハーサルのスケジュールも細かいし、移動も多いし、通訳しなければならないことがたくさんありました。
もう“英語で何て言えばいいんだろう?”などと考える暇もなく、とにかく必死に言葉を発しました。うわー

本番のステージ演奏は、とても迫力がありました。二日間同行したこともあり、彼らが演奏を無事に終えた時は、自分のことのように嬉しかったです。私の拍手が一番大きかったはず。メロメロ
一言に“ハーモニカ”と言っても、色々な種類があって、中には、世界で一番長いもの、世界で一番小さいもの、世界で一番厚いものもありました。それぞれが違った音の雰囲気を持っていて、演奏に奥行きと深み、迫力を与えていると思いました。

夕食は、Shin-chanも合流して焼肉を食べに行きました。私とは別の日に、この香港のグループの通訳を担当していたShin-chan。その人気ぶりには驚きました。みんなShinさぁぁぁん!と寄って来て、あっという間にShin-chanの周りに人だかりができました。彼の人気、笑いのセンスはもはや世界レベル。どこに行っても、どの国の人にも好かれる人柄は、とてもうらやましいです。にっこり

私がこの二日間を通して感じたことは、通訳をする機会がある時は、いつも忘れないように電子辞書を持って家を出ますが、実際、使うことはあまりないということ。分からない言葉に遭遇しても、自分の知っている単語、表現を使って、とにかく“伝えたい、伝えなければ”という想いでどうにか伝えることができました。

あと、このような多くの人々が関わるイベントでは、スタッフとして参加していれば、多かれ少なかれ、大なり小なり、必ず何か想定していないことが起きるということ。色々なイベントに参加してきて、このようなハプニングにも動じない強さと冷静さを身につけることができた気がします。

かごしまアジア青少年芸術祭で、このような貴重な経験をする機会を与えてくださった鹿児島市役所の皆様、GAiGOに心から感謝しています。

次は12月の国際交流探訪バスツアーだぁぁぁ!!!また気持ちを入れ替えて、事前準備から当日の通訳ガイドなど、一緒に頑張ろうね、みんな!!!



Posted by おのちん at 12:11│Comments(0)
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